ギャルがわかりやすく解説!憲法第19条~思想の自由を守るために知っておきたいこと

日本国憲法第19条、自由な心、国が邪魔しちゃダメ!

ここでは、日本国憲法第19条についてギャルが解説しちゃうわよ~!

でね、第19条っていうのが伝えたいっていうのはさぁ……

思想や良心ってのは、ね、私たちが持ってる世界観や信念、
そのほかいろいろ、そんなのを内心でグルグル考えてることだよね。
普段から私たちが何を考えて、何を感じてるか、それは自由だよね!
それを他の人たち、特に国とかの権力が、
私たちの心をガサ入れするみたいなこと、やっちゃダメなの!

具体的にどういうことかっていうと?それはこれから話していくね!

自民党がゴリゴリ進めようとしてる改憲草案の中身とか、その問題点って何?って話もあるよ。

最後まで読んでくれたら超~嬉しいな!

目次

日本国憲法第19条【思想及び良心の自由】

条文をかみ砕いてみるね!

思想とか良心の自由っていうのは、マジで大切で、これを侵しちゃいけないの。絶対タブーだからね!

ちなみに原文はこれね!

思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。

日本国憲法第19条をさらに解説してみちゃうね!

「思想や良心」ってナニ?

「思想」と「良心」って言葉、並んでるけど、これらはぜんぜん一緒のもんとして見られてるの。
だから、「思想や良心」ってのを一個の言葉みたいに思ってみて!

でね、これの意味って、具体的に言うとこんな感じだよ。

  • 人生観
  • 社会観
  • 倫理観
  • 政治観
    とかとか……

つまりね、「考え方」とか「人格を作っていく基本」ってことだと思ってもらえたらいい感じ。

「内心に留めとく限り」は自由ってのもポイントね

上で話したみたいに、私たちのいろんな考え方や価値観っていうのは、
心の中だけにしとく限りは、まじで自由だから。

それはね、心の中にしまっておくだけなら、
他の人の権利とか(人権とかね)とぶつからないからなの。

たとえば、めっちゃ極端だけど、
超ムカつく人がいて、殺したくなるほど憎いって思っても、
それを心の中だけにしとくだけなら問題ないんだ。
誰からも責められたり罰されたりすることなんてないの。
だって、あなたがそんなこと考えてるなんて、誰にもバレないもん。

それにね、言葉に出したり、実際にやっちゃったりしない限り、
他の誰かの権利を侵すことはおこらないじゃなん?

だから、結局のところ「心の中に留めておく限り」ってことなの。
もし、それを具体的に言葉にしたり、相手にぶつけたり、実際に行動に移しちゃったら、
他人の権利を侵すことになるから、ダメ絶対。

「沈黙の自由」だって認められているんだ

「心の中のことを表明しない」自由も認められてるのね。

これはね、権力を持ってる人たちが、思想調査とかしてムリヤリ聞き出したり、
自分の思想を押し付けたりするのは、まじでNGだよって言ってくれているの。

たとえばね、キリスト教の信者を見つけ出すために踏み絵をさせたり、
思想を弾圧したりすることとかさ。

こんな風に、強制的に思想をチェックしたり、特定の思想を押し付けたりすることは、
現行の憲法では絶対に許されていないの。
権力者がそんなことすると、私たち国民にデメリットが出ちゃうからだよ。
権力を持って国民にデメリットを与えるなんて、絶対にダメだから。

強制が「憲法違反にならない時もあるんだ

「沈黙の自由」っていうのは、自分の思想についてのことだけが対象なの。
内面的なもの、人格形成に関わるものとかね。そういうのが守られてるってわけ。

だからね、「見たり聞いたりした事実」(客観的な事実)を話すよう強制するのは憲法違反じゃないの。
裁判で証言するとかね。

これらは思想や良心とは関係ないから。

自民党が第19条をどんな風に変えようとしているか知っておいて!

何を変えようとしてるの?

「侵してはならない」っていう部分を「保障する」って言葉に変えようとしてるの。
それに、知る権利についての新しい条文を作ろうとしてるんだよね。

問題点って何?

国とか権力を持ってる人たちが、
状況によっちゃ、人々の心を侵すこと(弾圧とか)が許されちゃうかもしれないの。
それに、国民の知る権利がめっちゃ制限されたり、
奪われちゃう可能性があるってこと。

「思想及び良心の自由」は国家が与えるもの?

現憲法では「侵してはならない」と強く書かれてて
国家権力に向かって「国民を侵害しちゃダメだよ」と強い態度で言ってるの。
憲法を守るべきなのは国家権力の側だから。

でもね、改憲草案だと「保障する」って言葉に変わってるの。
これって、「自由を国民に保障してあげますよ」という感じで、
まるで「国家が国民に自由を与えてあげてる」みたいな傲慢さがあるの。

繰り返しになるけど、日本国憲法は、国民を国家権力から守るため、
国家権力が国民を侵害しないように作られたの。
憲法を守るべきは国家権力側って、第99条ではっきりしてるからね。
※第99条の話は、この記事の最後でまたリンク貼るからね。

思想及び良心の自由が侵される可能性大!

今の「侵してはならない」が「保障する」って言葉に変わることで、
「保障はするけど、この場合は侵してもOK(違憲じゃない)」って状況が生まれちゃうの。

これって、国家権力がガンガン侵していくことを想定してるみたいな改憲草案だよね。

なぜかっていうと、改憲草案では
「公益及び公の秩序に反する人の基本的人権は侵してもいい」
って書かれてるから。

具体的なことは第12条第13条で説明してるけど、今の憲法は「公共の福祉」が根っこにあるんだ。
これは簡単にいうと「安心して暮らせる社会」のこと。

でもね、改憲草案の「公益及び公の秩序」って、国の利益や国が求める秩序のことを言っていて、
国の利益にならない人や国の秩序に反する人の権利は侵害してもいいって内容なの。

だから、この改憲で「思想や良心の自由」も、
国の「公益及び公の秩序」に反したら侵害してもいいってことになっちゃうんだよ。

つまり、国(権力側)が押し付けたい思想をうちらに押し付けてもいいし、
うちらの思想が国のそれと違っていたら侵害していいってこと。

これを進めることで、また国民の思想をコントロールし、民主主義を壊していくってことなのよ。

国民から、国に対する『知る権利』が剥奪されちゃう

新しい条文が追加されているんだ。

「何人も、個人に関する情報を不当に取得し、保有し、または利用してはならない」って。

これだけ見ると問題なさそうだよね。
自民党もプライバシー権の保障としてこれを設けたって言ってるし。

でもね、これって全体的にふわっとしているし曖昧なの。
そんな中、気をつけなきゃいけないワードが紛れ込んでいるよ。それが「不当」。

不当の定義もこの条文だとあいまい。
これを自民党に都合よく解釈してしまうことだってできる。

するとね、国家の悪事や政治家にとって都合の悪いことを暴こうとする取材や、
それらを明らかにするよう求める国民の要求さえも、「不当な行為」とすることだってできちゃうんだ。

この条文によって、うちら国民の「国のこと、政治のことを知る権利」が奪われる可能性があるんだ……。

あとがき

思想や良心の自由って、自分の中にあるもので、
国家が勝手に決めたり、侵害したりするのはダメ絶対!ってこと。

思想の自由ってのは、めっちゃ大事なことだから、
それを守れるような社会であり続けることが大切だと思うな。
だから、改憲の話題には敏感にならなきゃ!とか思っちゃう。
みんなで、自由とか権利について、しっかり考えていかなきゃって感じ~!

だってね、昔の日本では、「思想」が国家権力によって決められていたんだよ。
国家権力が、つまり「公益及び公の秩序」に合わないものを「危険思想」と決めつけて、弾圧してたの。

そんな時代からようやく脱出できたんだけど、改憲されたらそんな昔にまた戻っちゃう。
そんなこと絶対にあってはならないんだよ。

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