ギャルがわかりやすく解説!憲法第12条~自由と権利のキホンをチェック

日本国憲法第12条:自由はみんなのもの!

日本国憲法第12条ってのはね、めっちゃ大事なこと言ってるの。

ざっくり言うとさ、
「今の自由や権利ってのは、ねぇ、過去のがんばりから手に入れたものだよ」ってこと。
で、これからも、国がウチらを抑えつけないように、頑張って守り続けなきゃダメってわけ。

この「自由」ってやつはさ、「みんながのんびり社会生活を送れる」ためのものなんだよね。
自分だけのために他の人を傷つけたりするのは、絶対NGだよ!

それにさ、国が「自分にとってマズイから」って理由で、国民の自由を縛ることもマジでダメだからね。

具体的にどういうことかっていうとね…
そうそう、それと、自民党がやろうとしてる改憲の話、中身はどんな感じなの?
問題点とか、それについてもバッチリ説明してるから。

最後までチェックしてくれたら、マジ嬉しいんだからね!

目次

日本国憲法第12条【自由及び権利の保持義務と公共福祉性】

条文をかみ砕いてみるね!

この憲法で国民に保証されてる自由とか権利って、ずっとがんばり続けて守っていかなきゃいけないの。そしてね、この自由や権利をめちゃくちゃに使っちゃダメで、いつも公共の幸せのために使う責任があるんだよ

ちなみに原文はこれね!

この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

日本国憲法第12条をさらに解説してみちゃうね!

自由と権利ってのは絶対に侵されちゃいけない権利

この第12条も含まれている「第3章 国民の権利及び義務」のあちこちに書かれている、
いろんな自由や権利は過去の人たちが必死で手に入れたものなんだよね。

だから、国家の偉い人たちが勝手に自由の意味を変えたりすることは絶対にナシだよ。

これを守り続けるためには、国民みんなの努力がめっちゃ大事

どんな努力が必要かって?

今の憲法って戦争負けてアメリカに押し付けられたって言う人もいるけど、
だからって国家権力に自由を踏みにじられたいわけじゃないよね?

日本だけじゃなく、世界中を見ても、国民は横暴な国家権力から自由を守るために闘ってきたの。
それでやっと手に入れた自由を、みんな一生懸命守ってるわけ。
それが民主主義ってわけ。

日本国憲法ができたことで、日本でもやっと民主主義がスタートしたんだよ。

でもね、この自由を守り続けるには、やっぱり国民の努力が必要なの。
どんな努力かって言うと、国家権力が勝手なことしないように常にチェックし続けること

権力者がまた変えようとしたら、すぐに牽制するような努力をしなきゃ。
じゃないと、すぐに権力者の都合のいいように変わっちゃうんだよ。

例えば校則とかさ。
先輩が頑張って、ブラック校則を無くしてくれたのに、うちらがのほほんとしていたら。
ブラック校則の時代に戻したいセンセイがさ、生徒会長を取り込んで元に戻しちゃうかもしれないじゃない?
うちらもちゃんと考えていたら、決まる前に、生徒のみんなで大反対できたかもしれないのに。

だから、憲法も同じで、しっかり守っていかなきゃいけないんだよね。

「濫用しちゃいけない」っていうのがポイント

「これを濫用してはならない」って言ってるんだけど、
これは自分だけの自由のために他の人の自由を奪っちゃダメってこと。
たとえば、「金持ちになりたい」って思っても、
強盗とか詐欺とか、そういうのは絶対NGなんだよね。

自由って言っても、それは「みんなが安心して社会生活を送れる自由」っていう意味なの。

要するに、みんなが気持ちよく生活できるように、
政治をちゃんと見て、批判したり意見言ったり、
要望出したりする自由があるってことなんだよね。

「公共の福祉」って何?

でさ、「公共の福祉」って何?って話だけど、
これは簡単に言うと「みんなが安心して生きられる社会」ってことなんだよね。

もうちょい深掘りすると、日本国憲法はマジで「個人」を重視してるの。
個人の尊重ってことで、一番大事なのは「個人」なわけ。
だからね、国や社会は個人のためにあるの。
個人が国や社会のためにいるわけじゃないんだよ。

だから、国の力で個人の自由を制限したり奪ったりするのは、マジでアウトなの。

で、「公共の福祉」ってのは何かっていうと、個人同士がぶつかった時に、どう調整するかってこと

例えばさ、Aさんがお金ほしくて、Bさんの家に強盗に入ったとするじゃん。
この時、Aさんの「お金が欲しい」って自由と、
Bさんの「家に勝手に入られたくない」「盗まれたくない」って自由がぶつかるわけ。

この時にどう調整するか、ってのが大事で。
他人の自由や権利を奪ってまで自分の欲を満たすのはダメってこと。
だって、そうなっちゃうと「誰もが安心できる社会」じゃなくなっちゃうからね。

つまり、個人の利益を守るために、他の人には我慢してもらうこともあるの。
これが「公共の福祉」ってわけ。

社会全体の利益のために個人の権利を制限するんじゃなくて、個人と個人のバランスをとることが大事なの。

自民党が第12条をどんな風に変えようとしているか知っておいて!

じゃあ、自民党が第12条をどう改憲しようとしてるかって話ね。

簡単にいうとね、国民の自由や権利に、いろんな責任や義務をくっつけようとしてるの。

そうなった時に何が問題になると思う?

それはね、国家権力が勝手に国民の自由や権利に制約を加えちゃう可能性が出てくるの。
そうなっちゃうと、私たちが今まで持ってた「自由」っていうのがなくなっちゃうわけ。

結局、「国家がOKって言った範囲内の自由」しか残らなくなっちゃうってわけ。
それって、めっちゃヤバいよね。

大事なことだから具体的に話すね!

自由に「責任と義務」を負わせたがっているんだ

現憲法ではね、
「自由と権利がほしいなら、こういう責任と義務を果たしてね」って言ってないわけ。

ところが改憲草案では、
「自由と権利を使いたかったら、責任と義務を果たさなきゃいけない」って言ってるの。

言い換えるとね、現憲法では、
自由と権利は「無条件で」みんなが持ってるって前提になってるんだよね。
なぜかっていうと、自由と権利、
つまり基本的人権は「与えられるものじゃなくて、生まれながらにして持ってるもの」だから。

でも、改憲草案ではそうじゃなくて、
国民の人権は国(国家権力)が与えるものだ」という考え方になってるの。

だから「国の言うことを聞け。聞かない人の基本的人権は保障しない」ってなってるの。
これって、まるで明治憲法(大日本帝国憲法)に戻るような感じだよね。
明治憲法では、人権は天皇が与えるものとされてたからさ。

改憲にある「公益及び公の秩序」って何?

「公益及び公の秩序」っていうのはね、
今の憲法にある「公共の福祉」ってやつを変えようとしてる言葉なんだけど、
これがちょっとやばいんだよね。

現憲法では「公共の福祉」ってのは、個人が大事で、みんなが安心して生きられる社会って意味なの。
でも、この「公益及び公の秩序」っていうのは、国の都合や国がキレイに整えたい状態を優先するってこと。

自民党は「公共の福祉って曖昧だよね」って言って、もっと国の都合が良いように変えたいみたい。

でもそれ、めっちゃ問題だよね。
だって、そうなっちゃうと、本当に大事な批判とかも「公益に反する!」って言われて、
抑えられちゃう可能性があるの。
たとえば、政府のダメな政策とかを批判したら、
「公の秩序を乱してる!」って言われかねないわけ。

結局、国が都合のいいように人権を制限できちゃうようになっちゃって、
それってもはや独裁政治みたいなもんじゃん。
マジで恐ろしいよね。

だから、これについてはしっかり考えないとヤバイって話なの!

あとがき

ここまで読んで、まだ

「いやーでも、改憲されても基本的人権は大丈夫でしょ?」

って思ってる人もいるかもしれないけど、ちょっと待って!

その基本的人権もね、第11条の改憲草案でゆがめられちゃってるのよ。
第11条もちゃんとチェックしてみてね。

それに、第13条ではね、「個人」って言葉がなくなっちゃってるの。
もっと言うと、ぜんぶ「国の利益(公益)」になる人だけ守られるって感じになってるってわけ。

でもね、今、私たちがいろいろ考えたり、発言できたりするのって、現憲法のおかげなのよ。
この憲法ができる前は、そんなの認められてなかったから。

だから、当たり前みたいに思ってるけど、本当はそうじゃないんだよね。
そしてね、絶対に失っちゃダメだし、失わせちゃいけないってこと!

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