ギャルがわかりやすく解説!憲法第31条~自由を守る“適正な手続き”の必要性

日本国憲法第31条:国の勝手はノーサンキュー。自由をガード!

こっちの話題はね、日本の憲法第31条の解説なの♪

でね、第31条がめっちゃ伝えたいのはさ…

これ、うちらの自由をガッツリ守る条文の1つなんだよね。
何が犯罪か、どういう手続きをして捕まえるのかって話。
全部「ちゃんとした法律」で決まってなきゃダメってわけ。

具体的にどんな感じかっていうと?それはこれからね!

あとさ、自民党がバリバリ進めたい改憲案のことも。
問題点って何?って話をしちゃうわ。

最後までチェックしてくれたら、マジ嬉しいんだから!

目次

日本国憲法第31条【生命及び自由の保障と科刑の制約】

条文をかみ砕いてみるね!

誰だってさ、法律が決めた手続き踏まないと、命や自由を奪われたり、他の罰受けたりすることないのよ。

ちなみに原文はこれね!

何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない。

日本国憲法第31条をさらに解説してみちゃうね!

人身の自由の中でめちゃくちゃ大切な条文なんだよね

第18条とかと一緒で、自分の自由をめっちゃ守るって話。
(ちなみにね、第18条ってのは、奴隷みたいな扱いやキツイ労働禁止してるんだよ。後でまた記事の最後にリンク貼っとくね)

だってこの条文、人の自由を制限する時は、法律に沿った手続きを絶対踏まなきゃいけないって決めてるから。

つまりね、法律に基づく手続きなしに、人の自由を縛ることなんてできないし~!(許されないし!)

ってこと言ってるの。

人の自由を奪っちゃうことは、マジで大きな人権侵害だからね。

「法律」っていうのは、ちゃんと適正でなきゃダメ

手続きのやり方を法律でキチンと定めるって言ってるの。
これ、「手続の法定」って呼ばれてるんだよ。

でもね、この条文が言ってるのは、ただ手続きを作るだけじゃないの。
手続きを法律で決めたからって、中身がなんでもいいわけじゃないんだから。

この条文には、下の3つの意味も含まれてるって解釈されてるんだよ。

【1】適正手続きの保障(手続の法定)

告知と聴聞がめっちゃ大事ってわけ。
法律で決まった手続きが適切でなきゃダメなんだよ。

例えばね、あみだくじで逮捕するか決めたり、無理やり自白させたり、
警察が勝手に盗聴とかしちゃったり、証拠をでっち上げたりするのは、全然アウト!

そうじゃなくて、適正な手続きって言ったら、「あなたを〇〇の容疑で逮捕します」とか、
ちゃんと理由を言って(告知)、
その人に「何か言いたいことはありますか?」と聞いて、
相手の言いたいことを聞いてあげる(聴聞)ことも大切なんだよ。

【2】実体もまた法律で定められねばならない:罪刑法定主義

刑法のことなんだ。
要するに、犯罪って何?どんな刑罰を与えるの?ってことをしっかり決めて、
みんなに知らせなきゃいけないんだよ。

この原則があるから、私たちも、「どんな内容が犯罪になるの?」、
「何をしちゃったら刑罰の対象になっちゃうの?」かが分かるわけ。
国が勝手にお気持ちだけで処罰することはできなくなったんだ。

【3】法律で定められた実体もまた適正でなければならない:実体の適正

刑法の中身もちゃーんと「まとも」なやつじゃなきゃだめだってことだよ。

例えばね、政府を批判しただけで逮捕とか、
SNSで特定の人をフォローしてるだけで逮捕とか、
そんなのって明らかにおかしいじゃん?

またまた、「食い逃げで死刑」「人を殺したけど1週間で釈放」とかもおかしいじゃない?
こんな風に罪と刑罰が全然釣り合ってないってこともダメってわけ。

刑法の中身、つまり犯罪と刑罰のバランスも、ちゃんとまともにバランスが取れてなきゃいけないんだよ。

自民党が第31条をどんな風に変えようとしているか知っておいて!

何を変えようとしてるの?

今の『法律の定める手続き』っていうのを、『法律の定める適正な手続き』にしようってわけ。
つまり、「適正」っていう言葉をプラスしようとしてるの。

問題点って何?

「(国の思う)適正な手続き」を踏んだら後は知らんぷりってことになりかねないのよね。
例えばさ、法律にない内容で逮捕されちゃったり、
刑罰がその時の国の権力で勝手に決められちゃうかもしれないし、
それで違憲にならなくなるかもしれないの。マジでやばいよね!

なんで細かいところまで考えなきゃいけないの?

なんでわざわざ「適正」って言葉を追加する必要があるのか、
その理由をちゃんと考えなきゃいけないってこと。
めんどくさーって思った?でもね、言葉が変わったら、
その意味をもう一度ちゃんと解釈する必要が出てくるんだよね。

例えばね、うちらの身近なことで言うとさ、
校則や就業規則(会社の規則)みたいなのが変わる時も、
「なんでこの言葉にするの?なんでこの言葉を消すの?」って、
一つ一つの意味をはっきりさせなきゃいけないじゃん。
あとから「この言葉はこういう意味で変更した(消した)んだからね」って絶対なるから。

憲法の話に戻すね。今回ね、別に変えなくてもいいようなところに、わざわざ「適正」って言葉を入れてきたの。
しかもさ、第31条のタイトルまで変えちゃってるんだけど、その理由ってのが言われてないの。

そういったことと、他の条文の改正内容から考えてみるとね、
何を変えたいのかが少し見えるかも?

うちらの生命や自由を守る気なんてなさそうだよ

今の憲法には「適正」って言葉がないんだけど、
そのおかげで「幅広い意味で、適正にね!」って解釈できたんだ。
手続きだけじゃなくて、刑法もあれもこれもって。

なのに、「適正」って言葉を入れちゃうと、
どうしても「手続きだけ」が適正であればいいって解釈も可能になっちゃうの。

つまりね、
「何が罪になるか」というのをうちらに知らせずにこっそり作って突然逮捕してもいいし、
罪と罰のバランスは国のお気持ちで決めても問題ないよってなるかもなの。

今はね、刑罰も「生命や自由は守れよ」「罰するときもちゃんとバランス考えろよ」
っていう意味も憲法に込められているんだけど、
それががっつり消されちゃってるの!

つまり、うちらの生命や自由をまともに守る気がないってことを、ある意味で宣言しちゃってるわけ。

考えられるケースを具体的にいうとね、

SNSで国を批判しただけで逮捕されるかもしれないんだよ。
国が「読むな」といった本を読むだけでも逮捕されるかもしれない。
または通りすがりに肩がぶつかったその人が国家権力の人で、
その人が機嫌悪いときだったらその場で逮捕されて拷問!
なんてなんてこともあり得るの。

全部、昔本当にあったことだからね?だから「まさか~」なんて言ってられないんだよ。

あとがき

これもね、私たちの人身の自由をガッツリ守るために超大切な条文なの。
この条文があるから、国家権力が勝手に「気分で逮捕」したり、重い刑罰をバンバン科すことはないわけ。

でも「罪と罰のバランス」に関しては、まだまだ考えるべきことがいっぱいあるよね。

例えば、飲酒運転で人を殺した人の刑罰が軽いこととか、
性犯罪の被害者が女性だと、加害者にめちゃくちゃ甘かったり、
そもそも犯罪にならないこともあるし。

そして、自民党を中心とする政治家に対する甘さとかさ。

でもね、これは法律を見直して、司法が本来の役割を果たしていけば解決できること。

憲法としては、とにかく私たちの自由を保障して、国家権力の暴走を止める、
それがメッチャ大切な役割を果たしてる条文なのよ。

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